＃ 渚のハイカラ人形

もう若くないのでこんなタイトルがスラリと出てきます。絶望した！

今月から人形教室に通い始めました。
人形への偏愛はオタク根性みたいなもので、人形好きになろうとしてなったわけでなく
そしてやめようと思ってもやめられぬものなのです

とりあえず何にもないところからオレオリジナル人形をつくるよーということで、己の本能の赴くままに（身長４０センチくらいの）肉付きのいいおんなのこを作ります。
肉付きのいい女の子です。ここは大事です
スレンダーも悪くないけどぽっちゃりむっちりには抗いがたい何かがあると信じてやまない
で、勢いと欲望のほとばしった図面が上の画像なのですが、これは先生に直してもらったおかげでとてもマシになっているのです
最初に私が「できました！」とかいって描きあげたのはこれ人間？というか猫背すぎるというかもはや深きものどもというかインスマウ以下略
絵の勉強もせずに10年以上描いてきた半端なマンガ絵が邪魔を…して…
先生：「だいぶ良くなったけど、ちょっとこう…そうだね、寸がつまってる感じなんだね」

そ
れ
だ

でもこのままでいきます
寸づまってるのもすき。

帰りに電車の中でウトウトしながらふと思ったんですけど、もしかしてこれ「中性的で妖精耳の美しい青年を作りたいです」っていってその方向で作ったらお薬様人形もできたのでは

いやあしかしまさか。
そんなそんなまさか。

…最初の子を作り終えたら考えます（本気か）
あとは眠さにまかせた呟きなので畳みますね。

人生で最初の友達は多分リカちゃん人形でした。

リカちゃんハウスとかの存在を知らなかったので、お菓子の空き缶が香山家のリビング兼リカの部屋兼マイカー兼プール兼お風呂兼収納箱。
「平べったいクッキーの缶におかんとわたしの作った服がいっぱい詰まっていて着せ替え放題」というのが私の理想です
いまだにそれより楽しい人形遊びを知りません。
大きいお人形は着せ甲斐があるよ。でも原点がそこなのでロココ調のドレスとかよりハンカチで作った簡単着せ替え服に惹かれるんだ。
身長６０センチくらいのでかい人形にハンカチで出来た服を着せてやりたいんだ
ゴスロリな服も好きですし作りますけど、人形の服といったらまずハンカチで作るものだと勝手に思っています。
そもそも人形自体がお高いのに、それに加えてお高い服なぞ買っていたらこっちが干からびますマジで

大学の受験勉強をしていた頃、（当時身近にネット環境なぞ無かったので）その手のムック本やら季刊誌やらで得た情報のみでジェニーにお湯パーマしてたのも良い思い出

部屋に石油ストーブがあったから、冬は自分でお湯を沸かし放題だったので。
お湯を沸かしたり餅を焼いたり干し芋をあぶったりしてました。ビバ石油ストーブ（換気必須）
結果、名状しがたいヘアスタイルになった彼女は６年後に植毛されることになりました。
それもやはり前髪の生え際が大変よく見える残念な結果になり、現在はヘッドドレスの欠かせない娘に。
でもこの子（ボディは痛んだので変えましたが）２０年選手です
塩ビってすごいんですね。
顔のプリントはややうっすらしてきましたが、当時のままの美少女です